
「透明なゆりかご」とは
町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で、“命とは何か”を問い、見つめてゆく物語。
NHK「透明なゆりかご」ホームページより引用
累計325万部超、20~30代の女性を中心に圧倒的な共感を呼んでいる、沖田×華さんの漫画作品をドラマ化。
脚本は、NHK総合で初執筆となる安達奈緒子さん。主演は、これがドラマ初主演となる清原果耶さん。
物語は幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への“祈り”にも似た想いをつむいでゆく。観ていてどこかほっこりする、でも心の底までズドンと来るような、そんなドラマをお届けしたい。

2018年7月に放送され、全10話になります。1話から涙腺崩壊します。
なので、見るときは私はいつも一人で見ます。
赤ちゃんって、本当にかわいいですよね「天使」なんて言われるのはよく解ります。
しかし、産まれて祝福されない命もあれば、産まれることができなかった命もあるという
現実も知らないといけません。
そんなことを教えてくれるドラマです。
その劇中に時折、「業者のおじさん」が現れます。

主人公「今日は〇体です」
おじさん「・・・・・」
その時に手渡す白い箱があります。

箱の中は・・・
その箱の中は、人工中絶によって取り出された胎児でした。

第1話で、主人公のアオイの最初の仕事が人工中絶の助手でした。
取り出された、胎児はこのようなビン(透明なゆりかご)に入れられ
白い箱に詰められ「業者のおじさん」に引き取られてゆくことになります。
「業者のおじさん」の正体
胞衣・・“えな”と呼ばれています。
業者のおじさんは、画像にあります【胞衣(えな)工場】の人だったのです。
この「おじさん」の職場が荒川8丁目にありました。
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胎児の行方・・・

妊娠84日以下で妊娠中絶、分娩にかかわらず母体から取り出された亡くなった胎児は、胞衣として取り扱われることになります。
生まれることなく力尽きたり、母体との兼ね合いがあったりしてやむなく亡くなられることはあると思いますが、中絶というかたちでモノを言えない胎児の命を奪うこと(犯罪に巻き込まれた場合は除きます)は理解がし難いです。

しかし、民法の886条では胎児に相続権を認めていたりもしています。
矛盾を感じてしまいます。
胞衣工場の数

東京都は許可業者が全部で6社。そのうちの2社が荒川区にあることになりますね。
条例がないところはどうしているのか?

条例が無いところは、火葬場で供養されるようですね。