三河島駅前が変わる!43階建て!
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変貌を遂げる三河島

 東京都荒川区の三河島駅前北地区市街地再開発準備組合が計画する再開発事業の概要が明らかになった。共同住宅を中心に区営体育館や店舗が入る延べ約9万平方メートルの複合ビルを建設する。総事業費は400億~430億円を見込む。本年度内の都市計画決定、2021年度の本組合設立認可、22年度の権利変換計画認可の取得を目指す。23年度の着工、26年度の竣工を予定している。
 計画地は西日暮里1の4ほか。JR三河島駅の北側に位置する。区域面積は約1・5ヘクタール。
 区は事業区域内にある旧真土小学校跡地(西日暮里1の5の8、約3500平方メートル)を所有している。同跡地は広場として暫定利用している。
 再開発ビルはRC一部S造地下1階地上43階建て延べ8万9600平方メートル、高さ約160メートルの規模。地上1~3階に店舗と体育館、4~43階に共同住宅(約760戸)が入る。住宅のうち4~11階は高齢者用、12~43階は単身者やファミリー用を予定する。住宅が入る高層部がセットバックした形状となる。
 体育館の2、3階部分は吹き抜け構造とし、洪水などの災害時に帰宅困難者を収容できるようにする。備蓄倉庫や非常用発電機も備える。地下1階は駐車場(約300台)となる。
 準備組合には事業協力者として清水建設、三井不動産レジデンシャル・野村不動産・三菱地所レジデンスJVが参画。コンサルタントは佐藤総合計画が務める。

三河島駅前北地区再開発ビルの完成イメージ

三河島駅前北地区再開発(東京都荒川区)/43階建て延べ9万平米規模に/準備組合  [2020年9月16日4面]
日刊建設工業新聞より

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